チワックスの性格は?無駄吠えはしつけで直せる?【人気のミックス犬!】

最近、ペットショップでよく見かけるようになったのが「ミックス犬」。
両親のいいところを兼ね備えたミックス犬は、個性的な見た目が特徴であり
近年ますます人気が高まっています。

今回は、ミックス犬ブームの火付け役で根強い人気を誇る
チワワとミニチュアダックスフンドを掛け合わせた
“チワックス”について紹介します✨

特徴は個体によりますが、チワワのうるうるした大きな瞳と
ミニチュアダックスフンド胴長短足のユニークな体型を
兼ね備えた愛らしいルックスが魅力ですね🐶

そんなチワックスは、どんな性格をしているのでしょうか?

オンリーワンの個性をもつミックス犬とは

オンリーワンの個性をもつミックス犬とは

ミックス犬とは、異なる犬種の血統を持つ犬のことを指します。
つまり、純血種でない犬のことを言います。

チワックスの他に、マルチーズとトイプードルを掛け合わせたマルプー
ポメラニアンとチワワを掛け合わせたポメチワなどがミックス犬の代表的な例ですね🐶

大手ペットショップのペッツファーストでもミックス犬は大人気✨

www.pfirst.jp

親犬の犬種の特徴がどの程度受け継がれるかは、生まれた後にしかわからず、成長とともに特徴が変わることから、どの子犬も独自の個性を持っています。

オンリーワンの可愛さがたまらないミックス犬✨

また、ミックス犬は、純血種に起こりやすい遺伝的な病気にかかりにくいというのも大きな魅力ですね。
一概には言えませんが、両親から優秀な遺伝子を受け継いで、純血種の弱点を補うことが多く、身体が丈夫であり、長生きしやすい傾向があるとされています。

ミックス犬は、子犬と成犬で見た目が大きく変わりやすいので、成長過程の変化を楽しめる飼い主さんにぴったりの犬種です💛

ミックス犬と雑種犬の違いは?

ミックス犬と雑種は、「混血種」という意味で同じです。

「雑種犬」とは、異なる品種の犬を交配して生まれた犬のことを指します。
昔は犬を外で飼うことが主流だったため、飼い主が気づかないうちに犬同士が交配し、子犬が生まれることがよくあったそうです。これが、雑種犬が生まれた原因の一つとされていますよ。

一般的に、人間が目的をもって交配させたのではなく、自然界のなかで無作為に増えていった犬が「雑種」と呼ばれるようです。

一方「ミックス犬」とは、チワワやトイ・プードルなどの純血種同士を、人工的に交配させて生まれた個体のことを指します。両親が血統書を持っていることが一般的で、2代目以降は雑種犬として分類されることがあるそうですよ。

「ミックス犬」は、「雑種」と区別するための言葉として使われる場合が多いのかなと思います!

チワックスはどんな性格?

チワックスはどんな性格?

チワックスはチワワとミニチュアダックスフンドの特徴を併せ持っていますが、何をどちらの親から受け継ぐかによって性格もちがってきます。

同じ親から生まれた兄弟犬であっても、見た目や性格がぜんぜん違っていたりするそうですよ😳

チワワの性格

チワワの性格

世界最小の犬種として知られているチワワ。

体は小さいですが、とっても勇敢で負けん気の強い一面をもつワンちゃんなんです!
大きな相手でも勇敢に立ち向かうことができるので、飼い主さんが危険にさらされたときには、吠えるなどして必死に飼い主さんを守ろうとしてくれるでしょう。

また、チワワは明るく人懐っこいといった可愛らしさがある一方、警戒心が強いので、初対面の人には懐きにくい傾向にあります。飼い主さんにはとても愛情深く、忠実なので、飼い主さんが他の人や犬と接するときには、やきもちを焼くこともあるかもしれませんね。

ミニチュアダックスフンドの性格

ミニチュアダックスフンドの性格

ミニチュアダックスフンドは被毛によって性格の傾向が異なりますが、基本的に好奇心旺盛で、遊びが大好きなワンちゃんです。

<各被毛のタイプの傾向>

  • スムース・・・元気、飼い主さんに忠実、強気
  • ロング・・・甘えん坊、温厚、優しい
  • ワイヤー・・・やんちゃ、強気、活発

また、ミニチュアダックスフンドは狩猟犬として改良されたため、穴を掘る、獲物を追いかける、ニオイを嗅ぐなど、ハンティング気質が色濃く残っています。

チワックスの性格

チワックスの性格

個体差はあるものの、親犬である2犬種の特性を考えると、一般的にチワックスの性格は飼い主さんに非常に甘えん坊で好奇心が旺盛であることが多いです。

また、時にはチワワ特有の神経質な一面をみせることもあり、他の人や犬に対して警戒心を抱くことがあるでしょう。勇敢でよく吠えるため、番犬として優れているとも言えますね。

チワックスはオスとメスで性格がちがう?

一般的に、チワックスは、オスとメスの性格にはそれほど大きな差がないと言われています。ただし、チワワのメスは穏やかで従順な性格を持っているのに対して、オスはリーダ意識が強く、自身の強さを誇張する傾向があるようです。

同様に、ダックスフンドのメスも、おっとりとしていて従順な傾向にあるのに対して、オスは縄張り意識が強く攻撃的になりやすいと言われています。ですが、飼い主にべったりと甘えてくるのは、メスよりもオスの方だとも言われているのです。

通常、チワックスは、母犬がダックスフンドで父犬がチワワという組み合わせ。
したがって、チワックスの性格には遺伝的な要素も含まれるかもしれませんが、全体的にはオスとメスの間に大きな性格上の差はないと考えられていますよ。

チワックスがなりやすい病気

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、ダックスフンドによく見られる病気です。

初期では、跳ねたり階段を上ったり、動くのを嫌うようになり、症状が進行すると、首を伸ばしたままじっとして、後ろ足のつま先を引きずって歩くようになります。さらに、麻痺や感覚の喪失から、排便や排尿が困難になることも…。

適切に治療しても完治するとは限らず、治療を受けるまでの期間や神経の損傷の程度が問題になります。

パテラ(膝蓋骨脱臼)

チワワによく見られるパテラ(膝蓋骨脱臼)は、膝の皿と呼ばれる膝蓋骨が外れてしまう病気です。患肢を引きずったり、跛行したりするなどの症状が現れます。重度の場合は手術が必要です。

後発犬種であるチワックスは、足腰に負担をかけないために、体重管理をすることも大切です。

チワックスのしつけ方

チワックスのしつけ方

前にも述べましたが、チワックスは警戒心が強くなりがちで、チワワのように臆病な性格の子もいます。
ですので、積極的に外出をして社会性を身につけさせることが重要です。

また、甘やかし過ぎると精神的な自立ができなくなるため、適度なメリハリを持ったしつけが必要です。

無駄吠えに関しては、臆病な性格から起こる場合があるため、飼い主さんは適切な接し方としつけを行いましょう。他の犬との接点を持たせることで社会性を育てることで、無駄吠えを減らすことができます。

チワックスは、マイペースでやんちゃな一面もあるかもしれません。
愛情は大事ですが、甘やかさず、忍耐強く接して信頼関係を築いていきましょう。

まとめ

チワックスは、チワワとダックスの性格を併せ持つため、好奇心旺盛で飼い主に忠実な一方、他の人や犬には警戒心が強く、社交的ではない場合もあります。

ですが、子犬の頃から他の犬との交流を積極的に経験させることで、ワンちゃんも楽しくお散歩ができるようになるでしょう。