ゴージャスな見た目と人懐っこい性格が魅力なサイベリアン。
ふわふわとした長い被毛が、とってもキュート💖
猫様を飼うなら、サイベリアンと決めてるの!
友達にもサイベリアンを飼っている子がいるわよ♪
見た目はちょっといかついけど、おっとりさんで
そのギャップもたまらない・・・💖
サイベリアンは、犬のような性格をしていることで有名ですが
“なつかない”といった声もよく聞きます。
愛情をたっぷりかけて育てている愛猫にそっけない態度を取られ続けてしまうのは、ちょっと悲しいですよね(´;ω;`)
どうして、サイベリアンはなつかないと言われているのでしょうか?
サイベリアン「なつかない」と言われている理由は?
サイベリアンは、従順で賢く、家族への愛情が深い猫ちゃんです。
犬のような性格をしているので、しつけがしやすく、初めて猫を飼う人にもおすすめと言われていますよ。
その甘えん坊でおだやかな性格から
“犬派のための猫”とも呼ばれているんだって!
そういえば、友達はお手を覚えさせてたわね。
本当に犬みたい!芸達者のサイベリアン✨
それなのに「なつかない」と言われていることを、不思議に思っている人は多いはず。
実はサイベリアンは、本来社交的な性格ですが、縄張り意識がとても強く、家族や仲間と認めていない相手に対しては冷淡な一面も持ち合わせています。
“なつかない”と言われるのは、そのためでしょう。
サイベリアンを家族として迎える場合、じっくりと時間をかけて家族や仲間であることを教えていくことが大切ですね。
サイベリアンの歴史
サイベリアンとは「シベリア」という意味で、シベリアの森で自然発生した猫種と言われています。約1000年前から土着の猫として存在していたようですが、その起源は明確には分かっていません。
ロシアでは、古くから修道院や農家などで、ネズミ捕りとして飼われていた歴史もあります。さらに、何百年も前からサイベリアンがおとぎ話や子ども向けの本にも登場していたりと、国宝とされてきました。
ずっと昔からロシア人に愛されてきた猫種なのね
ロシア(当時はソ連)とアメリカの冷戦終結後、ロシアはサイベリアンの輸出をはじめました。1990年にアメリカに渡り、2002年以降は世界中で広く人気の猫種となっていったそうです。
サイベリアンといえば、ロシアのプーチン大統領が
秋田県知事にプレゼントしたことでも話題になったよね✨
秋田県の公式サイトでは
ミール君の成長や様子が見られるわよ🐈
サイベリアンの大きさや体重は?
サイベリアンは、猫の中でもサイズが大きな猫種です。
筋肉質でがっしりとした骨格を持ち、その体つきは「ビヤ樽」に例えられることもあります。
成猫の平均体重は6〜10㎏であり、オスの方がメスよりも大きい傾向があります。
(オスは10㎏を超えることもある)
サイベリアンの被毛の特徴
豊かな被毛もサイベリアンの特筆すべき特徴ですね!
シベリア生まれのサイベリアンは、寒さや雪から身を守るため、皮脂分が多くて硬い手触りのオーバーコートを持っています。その下には密集したアンダーコートが生えています。
サイベリアンの中には、厳しい冬の寒さにも耐えることができる「トリプルコート」と呼ばれる3層構造の被毛を持つ個体も存在しているんですよ。
また、毛色は主にブラウン系のタビー(縞模様)が多いですが
様々なパターンや毛色が認められていますよ。
【毛色】
ブラック、ブラウン、レッド、ホワイト、シルバー、クリーム、ブルーなど
【模様】
タビー系、バイカラー、キャリコなど
ペッツファーストのサイトで、サイベリアンの子猫を検索してみても、本当に毛色や模様が多種多様です!
どの子もとっても可愛くて迷っちゃうわね~🥺
サイベリアンは猫アレルギーになりにくい?
サイベリアンの被毛は密度が高く、皮脂分が多いため、アレルゲン(フェリ・D1タンパク質)が他の猫種に比べて少ないとされています。
ただし、猫アレルギーは個々の免疫システムに依存するため、すべての人に当てはまるわけではありません。
アレルギー反応は個人の感受性やアレルゲンに対する反応によって異なります。ですので、サイベリアンをアレルギー対策の一環として飼う場合でも、事前に充分な接触テストや医師との相談を行うことをおすすめします。
ゆっくりと成長するサイベリアン
通常、多くの猫は1年程度で成猫になりますが、サイベリアンは体が大きいため、子猫から成猫になるまで少し時間がかかります。
2〜3年ほどかけて、ゆっくりと成長していきます。
この成長のゆったりとしたペースは、子猫の期間を長く楽しみたい飼い主にとって魅力的な要素ですよね。
ゆっくりと成長する姿を見守りたい飼い主にとって、サイベリアンはおすすめの猫種と言えます。
まとめ
今回は、“なつかない”と言われているサイベリアンについて紹介しました。
サイベリアンはテリトリー意識が非常に強い気難しい一面もありますが、飼いやすく、しつけもしやすい猫種です🐈💖
なついてくれないのは、飼い主が正しい接し方やお世話ができていないことが原因ということも。大切なのは、お迎えする猫ちゃんの習性をしっかりと理解し、絆を深めることです。
そうすることで、猫ちゃんとの信頼関係を築きながら、より良い関係を構築することができるでしょう。